01-29-2024 12:01 AM
現在、NI-USB6501を使用してSPI方式赤外線センサー(MSP430-PIR)の赤外線カウントを計測したいのですが、Labview初心者であるため何個かわからない問題点があるため答えていただけると幸いです。
1.USB-8451のようなSPIに特化したデバイスではないと思うのですが、SPI方式の機器の測定に使用可能なのでしょうか?
2.Labviewでプログラムを作成する際に、デバイスごとのサンプルコードに手を加えて作成するという流れだと認識しているのですが、今回のSPIのサンプルコードがどれにあたるのかを教えていただきたいのと、また探し方があっているのかを教えて頂きたいです。
フロントパネルのヘルプ⇒サンプルを検索⇒NIサンプルファインダから目的のプログラムを選択する
上記の探し方で良いのでしょうか?また、検索のところからSPIで検索してもコードがヒットしませんでした。より良い探し方やこうしたほうがいいなどの意見を頂きたいです。
3.2の探し方で見つからなかったためVIパッケージマネージャーでSPIを検索し、とりあえずヒットしたものをインストールしたのですが、そもそもVIパッケージマネージャーとは何をするアプリケーションでどういうときに使用するものなのでしょうか。初心者過ぎて見当違いのことをしているのではないかと思うのですが、意見を頂きたいです。
4.NIMAXの役割がどういうものなのかよくわかりません。デバイスの接続確認などをするものという認識でよろしいでしょうか。また、NI-USB6501を使用を複数使用しているのですが、USBをパソコンに接続した際に認識されるものと認識されないものがあるのですが、どうしたら認識されるようになるでしょうか。
01-29-2024 07:17 AM
質問番号順に書きます。
1. USB-6501はスタティック(プログラムでラインを単発でONまたはOFFするだけ)のDIOです。SPIのプロトコルに従ってプログラムを組めば通信できるとは思いますが、苦労するし、遅いし、現実的ではありません。
2. VIを作り始めるときの認識は合っていますが、ハードウェアの選択が間違っています。スタティックDIOを使ったサンプルVIは私が知る限りありません。
3. VIパッケージマネージャはNIまたはサードパーティーが提供しているライブラリを利用しやすくするツールです。SPIでヒットするのはFPGAまたはFTDI社のFT4222チップを使うものだけでしょう。
4. NI MAXはNI製ソフトとハードおよびPC汎用インタフェースの管理を行う統合ツールです。USBデバイスが認識されない場合、以下のURLが参考になると思います。
https://knowledge.ni.com/KnowledgeArticleDetails?id=kA00Z000000P7OaSAK&l=ja-JP
ArduinoやラズパイのSPI機能を利用する方法もあります。
https://www.ni.com/ja/support/downloads/tools-network/download.labview-hobbyist-toolkit.html#521570
01-30-2024 05:58 PM
J.H.Watsonさんもお話の通り、USB-6501は、ソフトウェアのタイミングでラインをON/OFFするしかできないので、SPI/I2Cには向きません。
NIの製品ですと、USB-8451 / 8452 が製品として該当します。
2製品には専用のドライバが必要で、ドライバをインストールすると、NIサンプルファインダにサンプルが追加されます。
02-01-2024 01:44 AM
全ての質問に丁寧にご回答いただきありがとうございます。非常にわかりやすいご回答でした。
やはり、USB-6501でSPI機器での測定には向かないのですね、Arduinoのほうが制御に向いてそうなので、Arduinoでの測定を検討してみます
。ありがとうございます。
02-01-2024 01:47 AM
ご回答ありがとうございます。
SPI通信方式だとUSB-8451 / 8452が該当するのですね。arduinoでの測定がうまくいかなかった場合はそちらのデバイスでの測定を検討したいと思います。ありがとうございます。